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キャバ嬢は指名が取れなくなると枕営業に走りがち
キャバクラで働くキャバ嬢には、「枕営業をしている」との噂が流れることがあります。
キャバ嬢がお客さんと性的な関係を持つことを条件にキャバクラで指名をしてもらい、売上をつくる営業方法のことを言います。
キャバ嬢はお客さんに、ある種の疑似恋愛をしてもらうことが仕事ですが、枕営業までしてしまうのは行き過ぎた行為。トラブルの元にもなるので、基本的にNGな営業方法です。
若くても枕営業をするキャバ嬢はいますが、アラサーになると特に若い時よりも新規の指名が取れにくくなったり、指名が続かなくなるケースも多いので、売上をつくるために枕営業に走るキャバ嬢が増える傾向があります。
枕営業は、キャバ嬢としての営業スキルが低くても指名に繋がるケースがあるため、短期的にみると売上を作りやすく感じがちです。
そのため、売上が伸び悩んで焦っているキャバ嬢や、営業するのが面倒くさい時など、安易に自分から手を出してしまう人が結構いるのが現実です。
キャバクラという場所は、擬似恋愛と解っていながらもキャバ嬢にどうにかして振り向いてほしくて、熱心に何度もお店に通ってくるお客さんがお金を使ってくれることで成り立っています。
どちらから持ちかけた場合であっても、キャバクラに来る男性とキャバ嬢とが簡単に性的な関係を持ててしまうと、男性はもうそれ以上は口説く必要が無いと考えるようになります。
お店で会う意味がないと思われたら来店されなくなるので、長期的にみると明らかにマイナスです。
キャバ嬢はホストに癒しを求めて『ホス狂い』になりがち
「ホスト狂い」の略で、ホストにハマってお給料のほぼ全てを貢いでしまう女性のこと。
キャバ嬢は日々の仕事の中で、嫌な男性客からセクハラされたり暴言を吐かれたりといったことが多いので、慢性的にストレスが溜まっています。
そんなストレスや疲れでいっぱいいっぱいで、誰かに癒されたいと思っている状態でイケメンホストから優しくされると、いい気分になって簡単に心奪われてしまうのも無理はありません。
さらに、家族や友人、昼間の仕事仲間にもキャバ嬢として働いていることを隠している人は多いですが、ホストクラブにはキャバ嬢のお客さんもたくさん来るので、仕事のことを包み隠さずオープンに話せる空気があります。
「この人だけは私のことをわかって受け止めてくれる」と「本当の私を理解して、悩みや愚痴を優しく聞いてくれる」とのめり込んで大金を貢いで、気づいた時にはホス狂いになってしまっているパターンも多いのです。
結果的にキャバクラを飛ぶキャバ嬢が跡を絶たない
指名が取れなくなって枕営業をしたキャバ嬢は、「ホスラブ」などネットの掲示板サイトで噂が立ったり、きわどい写真が流出したりして、キャバ嬢としての普通の営業がしづらくなります。
黙って足が遠のくお客さんならまだしも、性的な関係を持ったキャバ嬢のことを武勇伝のように語りたがる男性も珍しくありません。そうなると、枕営業をするキャバ嬢だという悪い噂があっという間に広がります。
癒やしを求めてホストクラブへ通っても、ホストに依存する状態になると、お金が足りなくなってきます。
そこでまた枕営業を増やすと、ますます悪循環に陥ります。
性病になったり妊娠したりして仕事が続けられなくなる人もいます。
キャバクラだけの稼ぎだけでは足りなくなって、風俗へ行くためにこっそりキャバクラを飛ぶ人も後を絶ちません。心身ともにボロボロになって、最終的にはどんな仕事もできなくなってしまいます。