スナックで働く女性の年齢は30~40代がメイン
スナックは、ナイトワークの中でも一番親しみやすく、ゆるい雰囲気が魅力です。
近くに通勤・居住している常連の男性が、ふらっと立ち寄って気軽にお酒を飲んだりカラオケを楽しんだりする酒場で、簡単な食事ができるお店もあります。
クラブやキャバクラよりも敷居が低く、誰でも気軽に入れて親しみやすいのもスナックの魅力の一つ。スナックで働く女性は、若い女性から年配者まで幅広いですが、以前に水商売をした経験を持っている30~40代が中心です。
スナックの客層は、クラブやキャバクラに訪れるお客さんのようなお金持ちというわけではない、ごく普通の近所のおじさんが中心。肩肘を張らずに普段着で来店するような、カジュアルで地域密着スタイルのお店が大半なので、未経験者でも採用される確率は高いです。
スナックの仕事内容と特徴
スナックの仕事内容は、ひと言で言うとカウンターの中でママのサポート全般をすること。
具体的には、
- お酒やお料理の注文を聞く
- ドリンクを作る
- 料理の盛り付け、品出し
- 食器洗い
- テーブル拭き、店内の掃除
- カラオケの準備
- 合いの手やデュエットで盛り上げる
などが挙げられます。常連さんが多いので、おつまみをオマケしてあげることもあります。
時々、メニューにないものをリクエストされることもあって、そんな時は他店に電話で注文して受け取りに行ったり、近所のスーパーやコンビニに買い出しに行ったりするなんてこともありますよ。
スナックで働くには、何と言ってもお酒を好きになっておくことが重要なポイント。ウイスキーや日本酒、ブランデーなどを飲まれるお客さんも多く、それぞれのお酒にはいろいろな種類があり、お客さんによって割り方や味にも好みがあります。
酔ったお客さんに下ネタを言われることもありますが、上手にかわす術を身につけながら、どんな時も笑顔と愛嬌を忘れずに、お客さんを楽しませる姿勢が求められます。
時々、カラオケのマイクの取り合いでお客さんどうしが揉めることもあるんですけど、同じグループばかりマイクを独占しているなあと感じた時は、さりげなく会話の中に入っていってマイクを返してもらうといった気配りも必要となります。
スナックのバイトの時給は、地域や営業形態によってもピンキリですが、1,500~2,000円くらいの時給制にしている店舗が一般的。下町のスナックだと居酒屋とさほど変わらない時給のお店もありますし、都心部の高級クラブに近い雰囲気のお店だと、時給2,000円を超えるところも。
赤羽・銀座・新橋のキャバクラの時給相場はこちらで紹介しています。
入店当初やスナック未経験者は、低い時給からスタートするケースも珍しくありません。経験を積んでチーママクラスになると、時給3,000~4,000円ほどもらっている女性もいます。
スナックには個人経営の店舗が多く、中には雇用条件を曖昧にしていたり、酷い店だと給料不払いや罰金制度を設けているところもあるようです。事前にしっかり確認しておきましょう。